ストレングス・ファインダー2.0

ストレングス・ファインダー2.0

2018-01-11

自分の性質をできるだけ押し殺さずに済むというか、むしろ活かせる仕事はないかと考えている昨今。
前々から興味のあった「ストレングス・ファインダー」のアセスメント(ウェブテスト)を受けてみた。

結論から言うと、占いコンテンツを使った自己診断の10倍は納得できたし、大きな安心感が得られた
主に働く人のために作られたものではあるが、(ぼくのように)いま仕事から距離を置いていても、占いや心理テストの類が好きな人なら楽しんで受けられると思う。
「ストレングス・ファインダー」では、34項目に分類された資質(性格)のうちのトップ5が割り出される。また、5つの資質についての説明や行動のアイデアを読むことができる。
16Personalities」などのサイトで性格診断を受けた経験がある人は多いと思うが、単純に言ってしまえば、あれのもっとすごいやつだ。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0』という本を買い、導入部分を読んだうえで、封入されたアクセスコードを以下のサイトで使ってアセスメントを受けた。
CliftonStrengths Solutions | gallupstrengthscenter.com

設問には1問につき20秒という時間制限がある。
即答できる設問もあれば、一旦仮のチェックは入れつつギリギリまで迷ったり、微妙なニュアンスの二択が出てきて読み解くだけで10秒かかったりと、なかなかスリリングで楽しかった。
結果のレポートは主にPDFファイルで提供される。

まず、ぼくの上位5つの資質は、上から順に「責任感」「慎重さ」「共感性」「規律性」「内省」だった。
クリエイティブっぽい要素があまり見当たらないことには少しがっかりした……
が、何よりもすばらしいと感じたのは、自身では欠点ではないかと感じていた性格が長所として書かれていたことだった。たとえばこんな調子。

あなたは時間をかけて、問題、アイデア、または機会の良い点と悪い点を比較検討するかもしれません。あなたはときどき、決断を下したり、変更したりするのが遅れることがあります。(中略)あなたは自分の考えを慎重に処理するため、おそらく時間を節約し、間違いを最小限に抑え、資源を浪費しないでしょう。

あなたが個人行動を好むのは、考えたり感じたりすることとじっくり向き合える静かな時間が与えられるからかもしれません。自分がやったこと、現在やっていること、もっとうまくできることについて考えているかもしれません。

これは、欠点を克服するより長所を伸ばしたほうが何倍も活躍できる、という考え方がストレングス・ファインダーの前提となっているためだ。自分の性格を肯定的に受け止め、活かしていくためのヒントが満載。

自分は変わらなくてはいけない……ずっとそう思っていたけれど、今の自分のままで長所として活かせる部分があるのだと言ってもらえたようで気持ちが楽になった。

判断に時間がかかることがあってもいいんだ。
湯船に浸かりながらお湯が冷めるまで考え事をしてしまっても、それを時間の無駄と捉えなくていいんだ(風邪をひきそうではあるけど……)。

レポートの後半で提示される行動のアイデアも、素直に取り入れたいと思えるものが多い。

責務をまっとうするために自由が与えられたとき、あなたは最も成果をあげます。このことを上司に伝えましょう。

あなたの職務が何であれ、人が決断するのを助けましょう。あなたは他の人たちには見えない要素に気づくことができます。

他の人たちに感情移入しすぎて、押しつぶされてしまうこともあるかもしれません。一日の終わりに「役目は終わった」という合図となる儀式をしましょう。あなたの感情を和らげ、燃え尽きるのを防いでくれます。

人はあなたほど規律的ではないことを認識しましょう。多くの場合、彼らの無秩序なやり方があなたを苛立たせるかもしれませんが、そこから視点をそらし、過程ではなく結果に着目するようにしましょう。

ひとりの時間を過ごしていると、他の人たちはあなたとのあいだに距離を感じ、よそよそしく思うかもしれません。これは単にあなたが考えるときのスタイルであり、人間関係を軽視しているからではなく、相手との関係に最善をもたらしたいからそうしているのだ、と説明してください。

本書の解説によれば、ストレングス・ファインダーが導き出す上位の資質は(文中では「才能」と称されているのだが)、それ自体が“強み”ではないという。
実際のスキル開発や学習との掛け算になってこそ資質は“強み”になるというのだ。

おっけー、取り組んでいこうじゃないの。今回得た安心感と少しの自信を抱えて。
いつかもっと心地よく活躍できる場所にたどり着くために。