結構長い間でんぱ組.incのファンで、ここ数年は鹿目凛さん（ぺろりん）を一番に応援しているのですが、彼女が主催する『ぺろりんの似顔絵屋さん』に先日はじめて参加できました。とても嬉しい体験でした……！
『ぺろりんの似顔絵屋さん』とは
ぺろりんはアイドル活動の傍ら、SNSでアイドルヲタクの“あるある”を描くイラストレーター・漫画家「ぺろりん先生」としても活動しています（ちなみに自己紹介のフレーズも「イラストも描けちゃうあなたの彼女♡」）。
そんな彼女が、コロナ禍の中で自ら発案して始めたオンラインイベント──それが『ぺろりんの似顔絵屋さん』なのです。
参加者はアプリを通じて、ぺろりんとビデオチャットで2分間お話ができ、ぺろりんはその間に参加者の似顔絵を下書き（iPad＋Apple Pencilでペン入れ）。
後日、着色して仕上げられた似顔絵イラストがメールで届く、というのが大まかな流れです。
この似顔絵をSNSのプロフィール画像に使っているぺろりすと（ぺろりんのファン）は多く、すなわち、ぺろりんが描いた似顔絵＝ぺろりすとの証の一つ、と言っても過言ではないと思います。
もちろん、ぺろりん推しでなくともイベント参加は可能です……が、「推しに自分の似顔絵を描いてもらえる」という体験の喜びは、推していてこそ、好きだからこそ、味わえるというものですよね!?（力説）
申し込みから納品までの流れ
X（Twitter）のでんぱ組.inc公式、またはぺろりんのアカウントで開催告知
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販売URLから抽選に応募
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当選したら代金をクレカ払い、当日までに案内に従って「Talkport」アプリを準備
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当日、割り当てられた時間の数分前からTalkportアプリを立ち上げ、ぺろりんと2分間お話
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後日、登録メールアドレス宛に似顔絵のデータが納品される
開催のペースは、現在は年に数回くらい？
1回40人が定員のようですが、リピーターも多く、倍率はそれなりに高いはず。
ぼくは2〜3回目の抽選で初めて当選しました！
世界一ゆっくり流れる2分間
開催当日、ぼくは参加時間の30分前から部屋にこもり、スマホのインカメラを見ながら準備しました。服装は大丈夫か、どの角度で映せば自分の顔がマシに見えるか、後ろになにか変なものが映り込まないか、眼鏡はかけるかかけないか……そわそわ、あたふた。
照明が暗くて老けて見えるのが辛い……ちょっと一瞬だけでも『ハウルの動く城』のソフィーみたいにときめく感情の力で（？）若返りてえ……。
あんなに入念に自分の映りを気にしたの、今の勤め先のリモート面接以来でしたよ。
そして訪れた本番の時間。
たった2分間なのに、意外とたっぷり長く感じた、とても濃い2分間でした。
アイドルとの「接触」とは、1分1分が貴重であり、おのずと全集中で臨むことになるものです。それでいて緊張と可愛さで舞い上がって記憶が飛ぶため、結果として「何を話したか覚えてないけどとにかく可愛かった幸せ」となるまでがワンセットだったり。
今回はわりと話の内容を覚えてますが……まあその、それは胸にしまっておきます（推しと接触中の自分の言動がめちゃくちゃ不審で恥ずかしいため）
ぺろりんは時々ペンを走らせながら、とはいえ、大半の時間を普通のお喋りに使ってくれているように見えました。アプリのスクショか何かをあとで見返すのかも……いや、でも、ぼくらは普段見る配信で、彼女がランキングイラストを描く速さと巧さを何度も目の当たりにしています。おそらく実際に、あのたった2分の間に、完成に必要な要素を書き留めているのです。職人技だ！
待ちに待ったご納品
それから1か月ほどが経ち。
ぺろりんが多忙の合間を縫って仕上げてくれた、メールで届いたイラストがこちらです。
（掲載用にデータ縮小済み）
優しい雰囲気に描いてくれて嬉しい〜！
輪郭や、この頃の髪型、眉の形やほくろの位置、メンバーカラー（たまご色）を意識して着た黄色系の服……特徴を捉えつつも、ぺろりんのイラストらしい、かわいい寄りのデフォルメ加減はさすがの一言。
大満足の仕上がりでした。名刺にして刷りたい（！？）
早速X（Twitter）の推し活垢のプロフィール画像にしたら、なんだか自分も一人前のぺろりすと（？）の一員になれたような気がしました。ちょっと照れくさいけど。
新たなフォロワーさんも何人か増えました。やっぱり、ぺろりんの似顔絵はぺろりん好きの証というか、ぺろりんを応援していることが一目でわかる強力なアイコンなのだと思います。
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以前は勇気もお金も足りなかったから、一対一で話せる機会をずっとスルーしていて。
今年からようやく、少しずつイベントに参加できるようになりつつあります。
今回も勇気を出して申し込んで本当によかった。
そのうち眼鏡を新調したいと思っているので、そしたら今度はニュー眼鏡バージョンも描いて欲しいな〜。
こうして、ぺろりんの似顔絵屋さんのリピーターがまた一人誕生したのでした。
