MacにBoot CampでインストールしているWindowsは、大型アップデートなどをきっかけに不具合が起きることがあります。これまでに私が遭遇した不具合はこのようなものでした↓
- TV視聴アプリ「PC TV Plus」で「著作権保護エラー」と表示されて番組を再生できない(バージョン1803から数回)
- スリープに入れない(すぐに復帰してしまう)、休止状態に入ると勝手にMacOSで再起動してしまう(バージョン21H1で初遭遇)※
これらはいずれも、Windowsサポートソフトウェアの修復(再インストール)で直せました。Appleサポートの説明がちょっと不親切なので、くわしい手順を記録しておきます。
Windowsサポートソフトウェアの修復手順
まずは、USBメモリや外付けHDDなどを用意します。
MacとWindowsの両方で使えるフォーマットで、空き容量は2GBもあれば十分だと思います。(Appleサポートには「16GB以上」と記述がありますが、Windowsサポートソフトウェアのファイルサイズは1.25GBしかありませんでした)
MacOS側でBoot Campアシスタントを起動します。
ウィンドウが開きますが、書いてある内容は今回は無視して……
メニューバーから、「アクション」>「Windowsサポートソフトウェアをダウンロード」を選択。
保存先を聞かれるので、USBメモリなどに保存します。
ダウンロードが完了すると以下のように表示されます。
Boot Campアシスタントの出番はここで終了です。
あとはWindows側を起動し、先程のUSBメモリをエクスプローラで開いてWindowsSupport > BootCamp > Setup.exeを実行します。
「修復」をクリック。
修復が完了すると再起動を求められるので、再起動すれば完了です。
(再起動の前にエラー表示が出ることがありますが、特に気にしなくても大丈夫そうでした)
私の環境(iMac 2017、SSD搭載モデル)ではトータル20分もかかっていませんが、内蔵ストレージがFusion Driveの場合は数倍は見ておいたほうがいいかもしれません。
※スリープに入れない不具合は本件だけでは完治せず、WindowsのWake On Lanの無効化も必要でした