今回は「春休み特集」として(ちょっと遅い?)、Windows ストアで配信中のゲームアプリの紹介です!
ゲームの紹介は初なので、今回は定番のタイトルを中心にご紹介。
記事の後半では、アプリで使えるゲームパッドや有料アプリの支払い方法についてお伝えします。
※記事内の価格は執筆時点のものです。現在の価格はリンク先でご確認ください。
”ソリティア”の最新版「Microsoft Solitaire Collection」
Microsoft Solitaire Collection(無料/有料のプレミアム版あり)
5種類のトランプゲームを遊べるアプリ。
中でも”Windowsのソリティア”として知られているゲームは、このアプリでは「Klondike(クロンダイク)」という名称になっています。
そもそも『ソリティア』というのは「トランプの一人遊び」を意味する言葉で、あの遊びの本来の名前はKlonedikeなんだそうです。
残り4つのルールは「FreeCell(フリーセル)」「Spider(スパイダー)「TriPeaks(トライピークス)」「Pyramid(ピラミッド)」。
FreeCellは『フリーセル』、Spiderは『スパイダー ソリティア』としてWindows 7でも遊べましたよね。
演出や効果音は現代的にアレンジされていて、古さを感じさせません。
もし演出が派手すぎると感じたなら、チャームの「設定」→「Solitaire オプション」で音量を絞ったり一部のアニメーションをオフにできます。
通常のゲームのほか、様々な課題にチャレンジできる「デイリーチャレンジ」モードと「スタークラブ」モードもあり、何度も楽しめる仕組み。
すべてのモードを無料で遊べますが、「デイリーチャレンジ」と「スタークラブ」では、ゲーム開始前に15秒間の動画広告が流れます。
広告の出ないプレミアム版は1ヶ月120円からとなっていますが、ほとんどの人にとっては無料版で十分じゃないかなと思います。
地雷に旗を立てるあのゲーム「Microsoft Minesweeper」
Microsoft Minesweeper(無料/有料のプレミアム版あり)
ソリティア同様、Windowsのゲームとしておなじみのマインスイーパ。
よく考えたら、minesweeper(=地雷除去装置)と言いつつ、プレイヤーが爆弾を避けるゲームのような気もしますが……。細かいことはさておき。
「クラシック」ルールとして、初級~上級の3レベルと、ボードの面積や爆弾の数を好きに選べる「カスタム」。
さらに新要素として、壁を掘って洞窟を探索する「アドベンチャー」という新ルールも加わっています。
日替わりの課題「デイリーチャレンジ」はこちらにもあります。設定、広告、プレミアム版についてもSolitaire Collectionと同様です。
ペアの牌を探す「Microsoft Mahjong」
Microsoft Mahjong(無料/有料のプレミアム版あり)
『Mahjong(麻雀)』と名が付いていますが、麻雀で対局するアプリではなく、一般的には『上海』と呼ばれるゲームです。
牌の山の中から同じ絵柄の組を探して取り除き、山を崩していくシンプルなパズル。
Windows 7では『Mahjong Titans』という名称でした。
静謐なBGMや「ぱちっ」という効果音が心地よく、運次第の理不尽さに泣かされることもないので、個人的にかなり好きなゲームです。
テーマ(牌や背景のデザイン)が4種類ありますが、麻雀牌そのままのデザインで遊べる「静穏」がいちばん絵柄を区別しやすくておすすめ。
盤面のパターンは初級~上級まで全26種類と豊富で、長く楽しめます。
「デイリーチャレンジ」、設定、広告、プレミアム版についてはSolitaire Collectionと同様です。
かわいい2人の再会を手助け。「ilomilo+」
ilomilo plus(有料/お試し版あり)
赤い「ilo」と青い「milo」、ステージの両端にいる二人を操作して引き合わせるパズルゲーム。
キャラクターがかわいくて、遊んでいて和みます。
操作方法はタッチ(マウス)・ゲームパッド・キーボードの3種類があり、どれでも問題なく遊べますが、個人的にはゲームパッドがおすすめ。
400円の有料アプリですが、無料のお試し版で一部のステージを体験できます。
Xbox 360でも配信されているゲームで、見た目だけでなく内容もしっかり作られているので、安心して買える一本です。まずはお試しあれ!
ピンボールで火星探査「Pinball FX2」
Pinball FX2(無料/台の追加は有料)
基本的に球を弾くだけなのに、なぜか夢中になってしまうピンボール。
球の当たった場所によって得点が入り、時にはミッション(課題)が発生することも。ミッションを成功させると“実績”や高得点が得られます。
まったく頭を使わなくても楽しめますが、もしがっつり攻略してみたくなったら、ゲーム中に一時停止して「テーブル ガイド」を読みましょう。ミッション発生と成功の条件を知ることができます。
最初から選べる台は「Mars」のみで、台の追加は有料(240円~750円)ですが、「Mars」一台でも充分楽しめますよ。
本格派レースゲーム「Asphalt 8:Airborne」
Asphalt 8:Airborne(無料/マシンやクレジットの購入は有料)
ゲーム機並みの本格的なグラフィックながら、無料でダウンロードでき、シンプルな操作で遊べるレースゲーム。
iOSやAndoroidでもゲームランキングの常連なので、そちらで遊んだことがある方も多いのではないでしょうか?
『グランツーリスモ』以来、レースゲームはシミュレーター寄りの「リアルに運転する系」と娯楽寄りの「派手にぶっ放す系」に分類できると思いますが、こちらは後者。
ジャンプ、空中スピン、果てはライバル車に体当たりしてノックアウトと、派手&無茶なアクションを楽しめます。
筆者が以前iPad mini(第1世代)でプレイしたiOS版はスペック不足で満足に遊べませんでしたが、Windows ストア版はPCの余裕のある処理能力でスムーズに動きました。
ゲームパッドでのプレイがだんぜん快適なので、始めてみて本格的に遊びたくなったら購入をおすすめします。
レースに参加してクレジットを稼ぎ、車に投資し、またレースに出るというのが基本的な流れですが、お金を払って新車やクレジットを手っ取り早く手に入れることもできます。
たとえばS~Dランク1台ずつ、計5台の「スタンダードマシンパック」は400円。
ゲームセンターで何回か遊ぶ感覚で支払って、上位ランクの走りをすぐに楽しむのも一つの遊び方です。
ゲームアプリで使えるゲームパッドについて
ここまで紹介したゲームのうち「ilomilo+」「Pinball FX2」「Asphalt 8:Airborne」の3タイトルは、ゲームパッドでの操作に対応しています。
Windows ストアのゲームアプリが認識できるゲームパッドは、「Xinput」という規格に対応している機種に限られるようです。
代表的なものはXbox 360のコントローラー。もちろん単体でも売られています。
【Xbox 360/Windows PC 対応】 Xbox 360 コントローラー (リキッド ブラック)
ちょっとお高く感じるなら、他社製のゲームパッドも選択肢に入ります。以下の機種なら現在は2000円弱で購入できます。
ちなみに、筆者はゲームパッドコンバーターを介してWiiのクラシックコントローラを繋いでいます。
こちらは「Xinput」ではなく「DirectInput」方式なので、アプリ側からはゲームパッドとしては認識されず、ユーティリティソフトで各ボタンにキーを割り当てて使っています。
結果的に遊べはしますが、ゲーム別に自分でプロファイルを作成する手間がかかるので、ゲームパッドを新たに用意する場合はおすすめしません。
有料アプリの支払い方法
Windows ストアの有料アプリの支払いには、クレジットカード・PayPal・プリペイドカードの3つが利用できます。
PayPalも引き落とし先はクレジットカードなので、実質的には2つ。
すでに利用している方であればPayPalがいちばん手軽です。
プリペイドカードには「Windows ストア ギフトカード」と「Xbox ギフトカード」の2種類があり、どちらも同じように使用できます。
家電量販店、Amazonなどのオンラインショップ、コンビニのマルチメディア端末、携帯電話から購入できます。
額面は1,000円から(コンビニ・携帯電話からの場合)。
支払い方法の設定は、「ストア」アプリのアカウント設定画面から行います。
もろもろの詳細はこちら→Windows ストア ギフトカード – Microsoft アカウント
あとがき。過去最長の記事でした(;゚ロ゚)
ゲームアプリ特集、いかがでしたか?
iOSやAndroidには及びませんが、Windows 8の発売直後に比べれば、ストアの品揃えは充実しつつあります。
気になるアプリはまだ残っているし、なにより書いていて楽しかったので、また夏休みシーズンになったらゲーム特集やるかもです!