今週の注目ワード『Surface RT』

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新コーナーはじめます

近頃のIT系ニュース記事から気になったキーワードを取り上げて、自分なりに解説するコーナーを始めることにしました。
これを読めばあなたも情報通! ……とか威勢よく言いたいところですが、まあ、実際のところ、筆者自身が流行を学ぶために書くレポートになりそうな予感がします(^^;
よろしくお付き合いくださいませ。

さて、今週注目したいワードは『Surface RT(サーフェス アールティー)』です!

『Surface RT(サーフェス アールティー)』ってなに?

一言で言うと、「マイクロソフトがiPadに対抗して作った、Windowsのタブレット」です。
海外では昨年発売でしたが、日本では少し遅れて、今週の15日に発売されます。

iPadに対する長所は「Office 2013が搭載されていること」。
iPadやAndroidのタブレットにはWord・Excel・PowerPointが無いので、それらのファイルを扱う場合は他のアプリで代用しなくてはいけませんが、Surface RTではWindowsパソコンとほとんど同じのWord・Excel・PowerPoint・Onenoteを使えます。
また、プリンターなどの周辺機器もパソコンと同じものを接続できるようです。

操作方法はWindows 8と同じなので、すでにWindows 8を使っている人ならすぐに扱えますし、逆に、Surface RTを使いこなせるようになればWindows 8の操作も習得できる、とも言えそうです。

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Office 2013 RT の紹介 – Office.com

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発展途上の未来のコンピューター?

Surface RTはタブレット端末なので、従来のパソコン用のソフトをインストールすることはできません。
追加できるアプリは、Windowsストアから配信されるもののみ。
WindowsストアのアプリはWindows 8でも使えるのでいくつか体験しましたが、昨年秋に始まったばかりの新しい市場なので、品揃えはまだまだこれから……という感じです。

そんなわけで、Surface RTは今のところ発展途上のマシンで、iPadやAndroidのタブレットほどには売れないんじゃないかな……と個人的には思います。

筆者は先日iPad miniを購入しましたが、非常に扱いやすいです。タブレット端末はノートパソコンに比べて、安価で、軽く小さく、自由な姿勢で使え、バッテリーの持続時間が長いといった利点があります。
処理能力やシステムの進歩がもっと進めば、近い将来、もしかするとタブレットは今のパソコンに取って代わる主流のコンピューターになるのかもしれません。
Windows 8によく似た、Officeを搭載しているSurface RTは、そんな未来のスタイルの可能性が垣間見えるマシンだと言えるのではないでしょうか?