前回の内容を読み返してみて、我ながら小難しい話だな……と思ってしまった筆者です。
今回は実践的な内容に絞って書きますので、どうかお付き合いくださいませ。
さて、前回紹介したFlash PlayerやAdobe Readerのように、Webページを閲覧するときに補助的に動いているプログラムのことを「プラグイン」と呼びます。
他にも「Silverlight」や「Java」や「Quicktime」など、まあ色々あって……
すべてが安全なバージョン(版)に更新されていることが望ましいとは言え、一つ一つの状態を確認・把握するのは正直めんどくさいですよね。
ところが実は、これらプラグインのバージョンを一括してチェックできる便利なページがあるんです!
プラグインのバージョンチェック | 次世代ブラウザ Firefox
このページにアクセスすると、プラグインが自動的に検出されて一覧が表示されます。
そして、それが最新バージョンであれば緑色、そうでなければ黄色や赤色の画像が併せて表示されます。
特に赤色で表示されたものについては、速やかに最新版をダウンロード、インストールすることが望ましいです。
(インストールの手順については、それぞれの配布ページに書かれている説明を参考にしましょう。)
ちなみに、上の画像では「Silverlight」が最新版ではないと表示されていますが……
Silverlightはマイクロソフト社製のプログラムなので、本当に更新が必要になった際にはWindows Updateで配布されるはずです。
そのため、今のところ個別に更新する必要はないと思います。
また、「調べる」というグレーのアイコンが表示されるものについても、今のところあまり気にする必要はないと思います。
同様に一括チェックができるサービスは、他にも以下のものがあります。
上記のページが将来的に利用できなくなる可能性を踏まえてリンクしておきます。
Secunia Online Software Inspector(英語)
お金をかけずにできるセキュリティ対策は、次回がひとまず最終回。
無料で利用できるセキュリティ対策ソフトをご紹介します。