Windows 8の発売からおよそ1年。
8にさまざまな改良を加えた『Windows 8.1』が発売・公開されました。
Windows 8ユーザーなら無料でダウンロードできるということで、私も早速アップデートしました!
「ストア」から8.1にアップデート
Windows 8のスタート画面から「ストア」アプリを開くと、トップ画面に8.1の案内が表示されるようになっています。
手順は難しくありませんが、ダウンロードする容量が4GBほど(=DVD1枚分くらい)あり、インストール完了までには数時間かかりました。
できればまとまった時間が取れる日に行いましょう。さもないと私のように寝不足になります……(~_~;)
もし「ストア」アプリにWindows 8.1の案内が出てなければ、こちら↓を読んでみてください。
Windows 8.1のアップデートができない場合、こうすればよい | TechCrunch Japan
PCメーカーのサポート情報リスト
PCの発売元によっては、公式サイトで8.1へのアップデートに関する情報を公開している場合があります。
使用中の機種について情報が載っていないか、できれば事前に調べてみることをおすすめします。
以下、大手メーカーのサポート情報のありかをざっと調べてみました。
SONY:Windows 8.1情報 | サポート | VAIO | ソニー
Panasonic:Windows 8 サポート情報 | パナソニック パソコンサポート
NEC:121.ware.com Windows 8.1サポートのご案内
東芝:dynabook.com | サポート情報 | Windows 8.1 アップデート情報
富士通:Windows 8.1 動作確認情報 – FMVサポート : 富士通
マイクロソフト(Surface):Windows 8 から Windows 8.1 に Microsoft Surface を更新
Lenovo:Windows 8/8.1 アップグレード関連リンク集
Acer:Acer | Windows 8.1 アップデート
Dell、HP、asusについてはちょっと見つからず。
※10/22追記
上記以外のメーカーのサポートページは、以下のページ↓で探してみてください!
【リンク集】Windows 8.1 関連リンク集 – PC Watch
けっこう快適、ついつい夜更かし
去年の7から8へのアップグレードに比べれば小さな変更なので、そんなに作業時間はかからないだろうと高をくくってましたが、見通しが甘かったです……。変わった部分や気になった部分を色々いじっていたら、昨夜はずいぶん夜更かししてしまいました。
完璧とは言えないものの、あちこち細かい部分が洗練されている印象で、8は荒削りな部分が多かったんだなーと改めて感じます。
ゆうべ妙に動作が重い時間帯がありましたが(いったい何の処理だったのか……)、今は落ち着いています。
批判の的だったスタートボタンは、機能は8と同じままですが、見た目的に存在が分かりやすい形で“復活”。
右クリックすると以前紹介したクイックアクセスメニューも表示されます。「シャットダウンまたはサインアウト」が新たに加わっていて、チャームが苦手な方にとっては良い変化なのではないでしょうか?
個人的には、「SkyDrive」との統合が進んだことが特に大きな変化だと思います。
これまでは自分でソフトをインストールしなければ使えなかった機能がWindowsに統合されていて、SkyDriveのフォルダに保存したファイルを自動的にオンライン(クラウド)と同期させることができます。
自宅のPCで作ったファイルを外出時に別のPCやスマホ・タブレットから開ける便利さだけでなく、万が一PCが故障した場合のバックアップにもなるので、作ったファイルが消えて泣く人がこれで減ったらいいなと思います。
パスワードの管理など、気をつけるべきポイントも多少ありますが……。
困ったこと、対処したこと(ちょっと上級者向け?)
これまでにWindows 8.1で戸惑った部分と、それに対して行ったことを最後に紹介しておきます。
どちらも「分かる人だけ分かればいい」という感じの話ですが、どなたかの参考になればと。
①「ライブラリ」やパブリック フォルダはどこへ行った?
エクスプローラーを開いて最初の表示が、以下のような、「コンピューター」と「ライブラリ」が合体したような形に変わっていました。
一見便利なんですが、ここで表示されている「ドキュメント」等のフォルダーは個別のユーザーのものであって「ライブラリ」ではないので、「パブリックのドキュメント」等が一見見当たりません。
それらをまとめて表示する「ライブラリ」はおそらく混乱の元でもあったと思うので、多くのユーザーにとっては改善かもしれませんが、理解した上で活用していたユーザーにとっては戸惑う状況です。
そこで、ナビゲーション ウィンドウの空白部分を右クリックし、「ライブラリの表示」にチェックを入れました。
こうするとナビゲーション ウィンドウからライブラリに移動できるだけでなく、以前と同様、エクスプローラーを開いて最初に表示されるものがライブラリの一覧に戻りました。
②一部のデスクトップアプリの表示がぼやける
デスクトップのカスタマイズで項目のサイズ(DPIの値)を大きくしている場合に、Google Chromeなど一部のプログラムで文字がにじんで表示されるようになりました。
どうやら「Windows XP形式のDPIスケーリング」が8.1で廃止された(?)ことによる影響のようです。
該当するexeファイルまたはショートカットのプロパティを開き、「互換性」タブ内の「高DPI設定では画面のスケーリングを無効にする」にチェックを入れると、表示が小さくなる代わりににじみも出なくなりました。
これはWindowsの問題というよりは、そろそろソフトウェア側で対処して欲しいところですよね。
ここのところ、ブログの趣旨が揺らいで、単なる趣味のブログになりつつある気が……
次回はちゃんと(?)易しい解説もお伝えできればと思います!
※2014/4/10追記
Windows 8.1が「Windows 8.1 Update」に更新されたので、新たに記事を書きました。
またもや後半で細かい部分に注目しています。
→Windows 8.1 Updateをインストールする