多くのPCにインストールされている「Java Runtime Environment」(JRE)というプログラムに脆弱性(弱点)が見つかり、実際に攻撃が行われているとのことです。
この脆弱性を修正した最新バージョンが公開されましたので、すみやかにアップデートすることをお勧めします(通知が来るのを待たずに、手動でアップデートしましょう)。
Internet Explorer 9を使った、JREのアップデート(=最新バージョンのインストール)手順
(1)java.comにアクセスします。ページ内の「無料Javaのダウンロード」をクリックします。
(2)「同意して無料ダウンロードを開始」をクリックします。
(3)Internet Explorerのウィンドウの下部に以下のダイアログが表示されますので、「実行」をクリックします。
(4)少し待つとデスクトップに以下のダイアログが表示されます。「インストール」をクリックします。
(5)しばらく待ちます。インストールが完了すると、ダイアログに「閉じる」ボタンが表示されます。クリックしてダイアログを閉じます。
(6)正しくインストールされたことを確認しましょう。java.comのテストアプレットのページを開き、少し待つとページに以下の表示が現れます。
「最新のJavaがインストールされています」と表示されていれば無事完了、ということになります。
関連情報
Java とは何ですか? なぜ必要なのですか?
情報処理推進機構:情報セキュリティ:Java の脆弱性の修正について(CVE-2012-4681)
窓の杜 – 【NEWS】Oracle、深刻なゼロデイ脆弱性を修正した“Java 7” Update 7を公開
OracleがJavaのアップデートをリリース、Mac向けにも初の直接提供 – ITmedia ニュース
〔上級者向け補足〕
Windowsで64ビットのWebブラウザーをご利用の方は、64ビット版JREも忘れずにアップデートしましょう。
64ビット版のIEからjava.comにアクセスすると、自動判別されて64ビット版のインストーラをダウンロードできます。IE以外のブラウザからアクセスした場合は、ユーザー側がインストーラを選択する必要があります。